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【写真：Getty Images】
香港戦で代表デビューの25歳
日本サッカー協会（JFA）は19日、EAFF E-1サッカー選手権2022・香港代表戦のスターティングメンバーを発表した。先発メンバーに名を連ねたFW西村拓真は、代表デビューを飾ることになる。
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西村は横浜F・マリノスに所属する25歳のFWだ。高校時代に富山第一高校で活躍して2015年にベガルタ仙台に入団。プロ2年目でJリーグデビューを飾ると、3年目は28試合に出場。4年目は一気に得点力を高めて自身初の2ケタゴールを達成。夏にロシアのCSKAモスクワへの移籍が決まった。
しかし、初のヨーロッパ挑戦では苦戦。CSKAモスクワではなかなか出番を得られず、2020年1月にポルトガルのポルティモネンセへ移籍した。だが、新型コロナウイルス感染拡大の影響もあって、西村はJリーグ復帰を希望。同年3月に契約を解除して、ベガルタ仙台に復帰した。
日本に戻ってきた西村は、ベガルタ仙台で2シーズンにわたって活躍したあと、今年から横浜F・マリノスでプレーしている。すると、今季ここまでにJリーグで8ゴールを挙げ、リーグ得点ランキングで上田綺世に次いで日本人2位につける好調ぶりを見せつけ、初の代表招集を受けている。
西村は横浜F・マリノスでトップ下を担当。もともとFWだが、1列下から仕掛けるタイプのアタッカーとして結果を残している。代表では時間が短く連係面に不安はあるものの、持ち前の機を見た飛び出しは一級品。森保ジャパンの中でも持ち味を発揮するタイミングがありそうだ。
【了】
