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日本代表 2年前

【サッカー日本代表スタメン案】パリ五輪世代の2人を抜擢! 香港戦の先発イレブンを厳選

text by 編集部 photo by Shinya Tanaka

20歳のMFに期待したい



 中盤3枚はアンカーに岩田智輝、インサイドハーフに藤田譲瑠チマ、脇坂泰斗でどうだろうか。

 とくに注目したいのは今回A代表初招集の藤田だ。20歳とは思えぬほどMFとしてのスキルが高く、ベテラン選手顔負けの落ち着きぶりも光る。間違いなく、今後の日本代表を背負っていく選手である。

 先月行われたU-23アジアカップでは主将としてU-21日本代表を牽引。残念ながら目標であった優勝には届かなかったが、個人としてのパフォーマンスは大会通して目を見張るものがあった。その時と同じような、あるいはそれ以上の活躍を今回のE-1選手権でも見たいものだ。

 右ウィングは32歳にして日本代表初選出を掴み取った水沼宏太。すでに今季のJ1で6アシストをマークしている事実が示す通り、同選手はチャンスメーク能力に秀でている。とくにクロスの精度は絶品で、守る側からすれば恐怖そのものだ。日本代表でも、そうした特徴を存分に発揮してもらいたい。

 左ウィングはマリノスで復活した宮市亮。同選手の最大の武器とは言えばやはり圧倒的なスピードで、香港代表相手にも牙をむくだろう。また、一列後ろの左SBに推す小池とはマリノスでも縦関係を築いている。お互いの特徴はよく知っているはずで、連係面にも注目したいところである。

 そして最前線には湘南ベルマーレでノリに乗る町野修斗。抜群の決定力を誇り、豊富な得点パターンを持っているだけでなく、185cmの長身を生かしたポストプレーでも存在感を発揮できるなど、魅力は非常に多い。この男がいれば、右WGの水沼のクロスなどはより相手にとって脅威となってくるだろう。ストライカーとして、結果を残せるだろうか。

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