RWG:水沼宏太 (横浜F・マリノス)
【写真:Getty Images】
生年月日:1990年2月22日
日本代表通算成績:0試合0得点
横浜F・マリノスでプロデビューした水沼宏太は、これまで栃木SC、サガン鳥栖、FC東京など様々なクラブでプレーした。2020年1月に古巣のマリノスに復帰すると、高精度のクロスでアシストを量産。今季もここまでリーグ2位となる6アシストをマークしているなど、好調を維持する同選手は、32歳にして日本代表に初招集された。
上記したように、水沼のクロスは絶品だ。アーリークロスや中に切り込んで左足で上げるなど、どんな状況からでも高精度のクロスを配球できる。さらに、中盤でボールを持てば鋭いスルーパスを出すなど、Jリーグ屈指のチャンスメイク力を誇る。香港代表戦では、この男が攻撃の中心となるだろう。
LWG:相馬勇紀(名古屋グランパス)
【写真:Getty Images】
生年月日:1997年2月25日
日本代表通算成績:3試合0得点
2018年にプロデビューした相馬勇紀は、2019年に行われたEAFF E-1サッカー選手権で日本代表に初招集された。その後、マッシモ・フィッカデンティ監督の下で成長した同選手は、東京五輪全試合に出場。今季から就任した長谷川健太監督の下でも主力として活躍するこの男は、今回約1年7ヵ月ぶりの代表復帰を果たした。
相馬は166cmと小柄だが、スピードとフィジカルを活かした力強いドリブルで左サイドを切り裂く。最大の武器はペナルティーエリア脇で魅せる緩急をつけたドリブルだ。一瞬で相手DFを抜き去り、敵陣深くまで侵入する。今回のメンバーには宮市亮や西村拓真も招集されているが、香港代表戦ではこの男のスタメン出場を予想する。
CF:町野修斗(湘南ベルマーレ)
【写真:Getty Images】
生年月日:1999年9月30日
日本代表通算成績:0試合0得点
今季覚醒した若きストライカー、それが町野修斗だ。ここまでリーグ戦18試合に出場し、既にキャリアハイに並ぶ8得点をマークしている。Jリーグ屈指の点取り屋となったこの男は、大迫勇也に代わる存在になるかもしれない。
最前線で湘南ベルマーレの攻撃を牽引する町野は、正確なポストプレーなどプレーの幅がかなり広い。もちろん決定力は高く、両足に頭と、フィニッシュパターンが豊富だ。大迫のようにボールを保持し、様々な局面で攻撃の起点となれるこの男は、果たしてどんな活躍をみせるか。