DMF:橋本拳人(ヴィッセル神戸)
【写真:Getty Images】
生年月日:1993年8月16日
日本代表通算成績:13試合1得点
2020年夏からロシアのFCロストフでプレーした橋本拳人は、国際サッカー連盟(FIFA)のレギュレーションにより、今年4月にヴィッセル神戸に移籍。今月行われるEAFF E-1サッカー選手権2022に臨むメンバーに選出され、約1年ぶりの日本代表復帰を果たした。
高い危機察知能力とボール奪取能力を兼ね備える橋本は、中盤で相手の攻撃の芽を摘み取る。体の入れ方が上手く、クリーンに相手からボールを奪う。また、機を見てゴール前に顔を出しワンタッチでゴールを奪うことも可能と、攻撃センスも良い。そんな橋本は、大事な初戦でアンカーを担うことになるだろう。
CMF:藤田譲瑠チマ(横浜F・マリノス)
【写真:Getty Images】
生年月日:2002年2月16日
日本代表通算成績:0試合0得点
U-21日本代表のキャプテン、藤田譲瑠チマは今季加入した横浜F・マリノスで主力として活躍。先月行われたAFC U23アジアカップ・ウズベキスタン2022では、全試合に出場し、U-21日本代表を3位に導いた。
藤田は、20歳とは思えない落ち着きをみせる。右足から繰り出される正確なパスでゲームを組み立て、ゴール前では相手DFを欺く鋭いパスでチャンスを演出する。また、運動量も豊富。ピッチを縦横無尽に駆け、攻守でチームを支える。同世代の中では別格の逸材だ。Jリーグで活躍する森島司や満田誠も選出されているが、両選手は17日に行われたJリーグ第22節に出場している。そのため、19日の香港代表戦では藤田がスタメンに名を連ねるだろう。
CMF:脇坂泰斗(川崎フロンターレ)
【写真:Getty Images】
生年月日:1995年6月11日
日本代表通算成績:1試合0得点
2018年に川崎フロンターレでプロデビューした脇坂泰斗は、2019シーズンから主力に定着。翌シーズンから定位置を確保すると、Jリーグ2連覇に貢献する活躍をみせ、約1年4ヵ月ぶりの日本代表復帰を果たした。
フロンターレの攻撃を牽引する脇坂のキック精度は、Jリーグでもトップクラスだ。左右両足から正確無比なパスや鋭いシュートを放つことが出来る。テクニックも抜群。狭い局面でも巧みにボールを操り、どんな状況からでもチャンスを演出できる。香港代表戦では、このJリーグ屈指のチャンスメイカーの活躍に注目したい。