2位:武藤嘉紀(ヴィッセル神戸)
【写真:Getty Images】
生年月日:1992年7月15日
市場価値:220万ユーロ(約2.6億円)
2022リーグ戦成績:15試合5得点1アシスト
日本代表通算成績:29試合3得点3アシスト
慶応義塾大学在学中の2014年にFC東京へ加入すると、1年目ながらJ1リーグで13得点を奪い、その年のベストイレブンに選出。翌2015年にはドイツのマインツに移籍しており、結果として3シーズンに渡り活躍した。そして2018年には日本代表の一員としてロシアワールドカップにも出場。サッカー選手としてのキャリアは、充実したものと思えた。
ところが、ロシアW杯後にニューカッスルに移籍するとキャリアは暗転。在籍2年目にはスティーブ・ブルース監督の下で事実上の構想外となってしまった。2020/21シーズンには出場機会を求めエイバルに期限付き移籍するも、ここでも結果は残せず。その後、ニューカッスルとの契約を双方合意の下で解除し、昨年8月にフリーでヴィッセル神戸に移籍した。
市場価値はFC東京在籍時に250万ユーロ(約3億円)を記録し、その後マインツで600万ユーロ(約7.2億円)まで上昇。そしてニューカッスルへの移籍が大きく影響し、一時1000万ユーロ(約12億円)まで伸びた。しかし、上記の通りイングランド挑戦により歯車が狂ったことで、そこからは下落が止まっておらず、現在は220万ユーロ(約2.6億円)となっている。