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日本代表 2年前

サッカー日本代表、最新メンバー全選手紹介。10人が初招集! 10年ぶり復帰の爆速ウィング、4度のレンタル経験した苦労人も【E-1サッカー選手権2022】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

武藤嘉紀(背番号:10)

武藤嘉紀
【写真:Getty Images】


所属クラブ:ヴィッセル神戸
生年月日:1992年7月15日(30歳)
2022リーグ戦成績:15試合出場/5得点1アシスト
日本代表成績:29試合出場/3得点3アシスト

 2018年のロシアワールドカップにも出場した経験を持つが、2019年1月から2月頭にかけて行われたアジアカップ以降は日本代表から遠ざかっていた。昨年夏に欧州からJリーグに復帰し、ヴィッセル神戸に加入してからはかつてのような得点感覚を取り戻した様子。今年1月には日本代表候補合宿に招集され、ついに3年ぶりの復帰を果たした。前線で広範囲を動き回り、相手ディフェンスラインの背後を狙う積極的なランニングも光る。今大会は背番号10を任されており、得点源として期待は大きい。

宮市亮(背番号:17)

宮市亮
【写真:Getty Images】

所属クラブ:横浜F・マリノス
生年月日:1992年12月14日(29歳)
2022リーグ戦成績:14試合出場/3得点3アシスト
日本代表成績:2試合出場/0得点0アシスト

 横浜F・マリノスで完全復活を遂げた快足ウィンガーは、2012年10月以来、10年ぶりの日本代表復帰を果たした。度重なる大怪我を乗り越え、昨年夏に加入したマリノスで存在感を発揮。今年に入ってから出場機会を増やし、最近はジョーカー役として後半途中からピッチに立って確実にゴールやアシストという結果も残せている。長く待ち望んだ舞台に返り咲いたこともあり、誰よりも日本代表に対する責任感は強い。

西村拓真(背番号:9)

西村拓真
【写真:Getty Images】

所属クラブ:横浜F・マリノス
生年月日:1996年10月22日(25歳)
2022リーグ戦成績:16試合出場/8得点0アシスト
日本代表成績:初招集

 今季加入した横浜F・マリノスでトップ下という新境地を切り開き、決定的なゴールを量産している。リーグ戦での8得点は、ベルギー移籍が決まった上田綺世を除けば、町野修斗と並んで日本人選手最多タイの数字だ。1試合で12km以上を走破する圧倒的な運動量が武器でありながら、ここぞという場面で2列目からゴール前に飛び込んでゴールを陥れる。攻守にハードワークを惜しまない姿勢は心強い。ただ、森保一監督が4-3-3で戦うことを選択した場合に最も輝けるトップ下のポジションがないのは気がかり。

満田誠(背番号:21)

満田誠
【写真:Getty Images】

所属クラブ:サンフレッチェ広島
生年月日:1999年7月20日(22歳)
2022リーグ戦成績:18試合出場/5得点5アシスト
日本代表成績:初招集

 流通経済大学からサンフレッチェ広島に加入して1年目ながら、一躍大ブレイクを遂げた。今季のJ1リーグ戦ではすでに5得点5アシストを記録しており、広島の攻撃を力強く牽引する。思い切りの良いフィニッシュや、パンチの効いたシュートが光り、ゴール前でのプレーの選択肢も豊富に持っている。いまJリーグで最も大きな注目を集めるタレントの1人で、日本代表デビューに期待がかかる。

町野修斗(背番号:11)

町野修斗
【写真:Getty Images】

所属クラブ:湘南ベルマーレ
生年月日:1999年9月30日(22歳)
2022リーグ戦成績:18試合出場/8得点0アシスト
日本代表成績:初招集

 履正社高校から横浜F・マリノスに加入した1年目はプロのレベルについていくのもやっとという状態だったが、J3などへの武者修行を経てたくましく進化。今季は序盤こそ控えめだったが、5月下旬からゴール量産体制に入り、J1の湘南ベルマーレで8得点を挙げている。185cmの長身を活かしたポストプレーや、豪快なワンタッチフィニッシュも魅力。繊細さには欠けるものの、乗りに乗っているストライカーを試さないわけにはいかない。

細谷真大(背番号:20)

細谷真大
【写真:Getty Images】

所属クラブ:柏レイソル
生年月日:2001年9月7日(20歳)
2022リーグ戦成績:20試合出場/6得点3アシスト
日本代表成績:初招集

 パリ五輪世代のエースストライカーとして期待される、柏レイソルの育成組織が輩出したブレイク候補だ。攻守の切り替えが抜群に早く、味方がボールを失った瞬間に相手へ猛プレスをかけるといった守備での貢献度が極めて高い。ゴール前の決定力のみならず、実はラストパスの精度や多彩さも魅力。今季はリーグ戦で6得点3アシストと多くのゴールに絡み、柏でエースストライカーの地位を確立してA代表初招集となった。

【了】

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