佐々木翔(背番号:19)
【写真:Getty Images】
所属クラブ:サンフレッチェ広島
生年月日:1989年10月2日(32歳)
2022リーグ戦成績:21試合出場/2得点2アシスト
日本代表成績:13試合出場/1得点0アシスト
批判を浴びることもあるが、国内では屈指のDFであることに変わりはない。サンフレッチェ広島では3バックの左で不動の地位を築くが、森保ジャパンでは左サイドバックが定位置だ。Jリーグ随一のヘディング技術を誇り、絶妙なタイミングで攻撃を加速させる縦パスなど、武器も多い。日本代表戦に出場すれば、2021年9月に行われたカタールワールドカップアジア最終予選の中国代表戦以来となる。
山根視来(背番号:2)
【写真:Getty Images】
所属クラブ:川崎フロンターレ
生年月日:1993年12月22日(28歳)
2022リーグ戦成績:20試合出場/3得点2アシスト
日本代表成績:11試合出場/2得点2アシスト
カタールワールドカップアジア最終予選では4試合に出場して日本代表の本大会出場権獲得に大きく貢献。酒井宏樹の不在時にその穴を完璧に埋めて、右サイドバックのポジション争いに名乗りを上げた。今年はリーグ戦、ACL、代表戦とフル稼働が続いて梅雨時に疲労が見られたが、最近は復調傾向にある。国内組でワールドカップ出場に最も近づいている選手の1人と言えるだろう。
小池龍太(背番号:25)
【写真:Getty Images】
所属クラブ:横浜F・マリノス
生年月日:1995年8月29日(26歳)
2022リーグ戦成績:16試合出場/3得点2アシスト
日本代表成績:初招集
JFL、J3、J2、J1と着実にステップを上がってきた苦労人は、ついに日本代表までたどり着いた。今季の横浜F・マリノスでは右サイドバックのみならず、左サイドバックやボランチとしてもプレーするなど活躍の幅を広げている。変幻自在のポジショニングで相手を翻弄し、ゴール前に顔を出したかと思えば、次の瞬間には猛ダッシュで自陣に戻ってピンチを防いでいるなど、規格外のタフさと柔軟性でチームを支える。世代別代表歴を全く持たない叩き上げがサイドバックの競争に風穴を空けるか。
大南拓磨(背番号:24)
【写真:Getty Images】
所属クラブ:柏レイソル
生年月日:1997年12月13日(24歳)
2022リーグ戦成績:19試合出場/1得点0アシスト
日本代表成績:初招集
各世代別代表を経験し、森保一監督のもとでU-22日本代表にも選ばれていたが、東京五輪出場は逃した。今季は柏レイソルで本職のセンターバックではなく右ウィングバックとして新境地を開拓し、ついに日本代表初選出。大きなストライドで右サイドを上下動する様は迫力満点。森保監督が右サイドバックとセンターバックのどちらで起用するか注目だ。
杉岡大暉(背番号:13)
【写真:Getty Images】
所属クラブ:湘南ベルマーレ
生年月日:1998年9月8日(23歳)
2022リーグ戦成績:17試合出場/0得点4アシスト
日本代表成績:3試合出場/0得点1アシスト
2019年にはコパ・アメリカを経験し、東京五輪でも活躍が期待されながら、鹿島アントラーズ移籍を機に度重なる怪我などで壁にぶつかって五輪出場を逃した。しかし、2021年夏に湘南ベルマーレへ復帰してから完全復活。3バックの左から積極的な攻撃参加を披露し、4アシストを記録している。日本代表のユニフォームに袖を通すのは2020年1月のAFC U-23選手権(現AFC U-23アジアカップ)以来。左サイドバックでも違いを見せられるか。