マンチェスター・ユナイテッド最新ニュース
フットボールの歴史において、これまで数多くの選手がビッグクラブへと渡って名声を獲得してきた。その一方で「ビッグクラブを去ったこと」で可能性を掴み、成功を収めた選手もいる。今回はマンチェスター・ユナイテッドを退団したことで成功できた選手を5人紹介する。(移籍金、在籍期間、通算成績は『transfermarkt』を参照)
MF:ポール・ポグバ(ユベントス/フランス代表)
【写真:Getty Images】
生年月日:1993年3月15日
在籍期間:2009年10月~2012年8月(第一次)
加入時移籍金:なし(下部組織)
退団時移籍金:フリー(第一次)
マンチェスター・ユナイテッド通算成績:7試合0得点0アシスト(第一次)
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マンチェスター・ユナイテッドを退団して最も成長した選手はポール・ポグバだろう。09年10月にル・アーヴルのアカデミーからマンチェスター・ユナイテッドへと移籍すると、2010/11シーズンのFAユースカップ優勝に貢献。この活躍が認められ、翌2011/12シーズンに18歳でプレミアリーグデビューを飾った。
しかし、出場機会の増加が見込めないことからポグバはユナイテッドから提示されていた新契約を拒否し、12年夏にフリートランスファーでユベントスへと移籍。移籍1年目からリーグ戦27試合で5ゴールを決めるなど存在感を発揮し、イタリアへと活躍の場を求めてから1年経たずしてフランス代表デビューも飾っている。2013年にはヨーロッパで最も活躍した若手選手に贈られるゴールデンボーイ賞を受賞した。
その後ユベントスには16年夏まで所属。在籍した4年間で177試合34得点40アシストと結果を残し、その全てのシーズンでセリエA優勝を経験した。こうした活躍から市場価値は急上昇し、16年夏にマンチェスター・ユナイテッドがユベントスに1億500万ユーロ(約126億円)の移籍金を支払い、ポグバを買い戻した。それから6年の時が経ち今夏、ポグバは再びユベントスへと旅立った。