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若くして才能を披露して高く評価された選手が、そのままスター選手として活躍し続ける保証はない。怪我やプレッシャーに苦しみコンディションを落とす選手がいれば、ピッチ外での問題で活躍の場を失っていく選手も多い。今回はバルセロナで大きな期待を背負いながらも、大舞台から姿を消した5人の選手の今を紹介する。(在籍期間、通算成績は『transfermarkt』を参照)
アレン・ハリロビッチ(HNKリエカ/元クロアチア代表)
【写真:Getty Images】
生年月日:1996年6月18日
在籍期間:2014年7月~2016年7月
バルセロナ通算成績:1試合0得点0アシスト
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母国クロアチアのディナモ・ザグレブで16歳の時にプロデビューを飾ると、細かいタッチでドリブル突破を図るそのプレースタイルから、当時は「クロアチアのメッシ」と呼ばれた。2014年7月にバルセロナBに加入したハリロビッチを、誰しもがバルセロナの将来を担うプレーヤーになるだろうと期待した。
しかし、加入初年度はポジション争いに敗れ、スタメンの座を確保することに失敗。2015年夏にトップチーム昇格を果たすもそこに居場所はなく、スポルディング・ヒホンに期限付き移籍で渡る。ヒホンでは出場機会を与えられたが、得点やアシストという形で結果を残すことができず、バルセロナに復帰したその1週間後にハンブルガーSVへ完全移籍することとなった。バルセロナのトップチームで出場したのは、2015年1月にトップデビューを飾ったその1試合のみだった。
バルセロナ退団後はスペイン、イタリア、ベルギー、オランダ、イングランドなどでプレーするも、どこのチームでもこれと言った結果を残すことができず。このようなキャリアを歩んだ故に、2019年以降はクロアチア代表にも招集されていない状態だ。ハリロビッチは今年7月上旬に母国クロアチア1部リーグのHNKリエカへの完全移籍が決まっている。