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【写真:Getty Images】
完全構想外の5選手とは?
スペイン紙『アス』は11日、バルセロナのシャビ・エルナンデス監督が5人の選手に完全構想外を言い渡し、今月アメリカ合衆国で行われるプレシーズンツアーに参加するメンバーから外したと伝えた。
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バルセロナは今月、プレシーズンツアーとしてアメリカ合衆国で4試合を行う。このツアーに先立ってプレシーズン練習は開始されており、シャビ・エルナンデス監督は構想を練っている。シャビ監督は選手たちをふるいにかけており、既に5人の選手たちには来季のプランから完全に外れていること、来季プレーするクラブを探すことが言い渡されたようだ。
その選手たちとは、サミュエル・ウムティティ、マルティン・ブライスワイト、ネト、リキ・プッチ、オスカル・ミンゲサの5人だ。完全構想外を通達された選手たちの移籍状況はどうなっているのだろうか。
ウムティティに関しては母国フランスのスタッド・レンヌが同選手に興味を示し、移籍間近とされていたが、レンヌは急遽プランを変更。負傷に悩まされ続けた同選手のフィジカルコンディションを不安視し、獲得を断念することにしたようだ。ここ数年間で常に放出リストのトップにリストアップされており、やっと放出できるかと思われたが、また振り出しに戻ってしまった。
デンマーク代表FWブライスワイトは完全構想外を言い渡された当初、絶対にクラブに残留する意思を見せ、バルセロナのベンチに居座るつもりだったようだ。しかし現在は考えを改めたようで、チームを去ることを受け入れた。ただ、現段階では同選手に宛てたオファーはないようだ。
GKネトには、これまで何度もバルセロナ控えの選手を獲得してきたセルタ・デ・ビーゴが興味を示しており、カンテラ(下部組織)出身のプッチとミンゲサには、未だオファーが届かない状況だ。
どの選手もまだこれと言った移籍候補地が出揃ってなく、クラブ側にとっても非常に困った状態が続いている。
【了】