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日本代表 2年前

サッカー日本代表メンバーに推薦したいJリーグの実力者10人。日の丸を背負うに相応しい男たち【E-1サッカー選手権】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

DF:山原怜音(やまはら・れおん)

山原怜音
【写真:Getty Images】


生年月日:1999年6月8日
所属クラブ:清水エスパルス
2022リーグ戦成績:21試合0得点3アシスト

 京都府出身だが、中学と高校の6年間はJFAアカデミー福島でプレーしている。その後、筑波大学へ進学し、1年生の頃から出場機会を確保。2019年にはユニバーシアードサッカー日本代表に選出されており、三笘薫、上田綺世、旗手怜央などと共に金メダル獲得に貢献していた。

 筑波大学を卒業し、今季からは清水エスパルスでプレーしている。大卒1年目ながらすでに左サイドバックのファーストチョイスとなっており、ここまでJ1リーグ21試合に出場して3アシストを記録。チームは降格圏に沈むなど苦しい戦いを強いられているが、個人としては奮闘している。

 もともとFWだったこともあってか、かなり攻撃性能の高いSBと言える。身長は164cmと小柄だが、そのハンデを感じさせないほど縦への推進力には迫力があり、疲労がピークに達する終盤になっても果敢に仕掛けられる。またもう一つの強みはキック精度の高さ。ゴールに直結するようなクロス、局面を一気に変えるようなチェンジパスを左右両足から繰り出すことができる。守備ではまだ荒いプレーが見られるものの、より高いレベルで経験を積めば一気に化ける可能性は十分だ。

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