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消えた逸材…。アーセナルで神童と呼ばれた5人の今。ガラスの天才、セスクの背中を追いかけた男も

シリーズ:かつての逸材は今 text by 編集部 photo by Getty Images

DF:キーラン・ギブス(インテル・マイアミ/元イングランド代表)

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【写真:Getty Images】


生年月日:1989年9月26日
在籍期間:2004年7月~2017年8月
アーセナル通算成績:229試合6得点25アシスト

 18歳でアーセナルデビューを果たし、20歳でイングランド代表初選出。今振り返ってみるとキーラン・ギブスのキャリアのピークはかなり早かったと言わざるを得ない。ガエル・クリシーが退団した2011/12シーズンから左SBのレギュラーに定着すると、怪我による離脱は多かったが、復帰すれば即スタメン復帰とポジションを確たるものとした。

 しかし、2014/15シーズン後半にナチョ・モンレアルにポジションを奪われると出場機会を大幅に減らし、17年夏にウェスト・ブロムへと活躍の場を移した。しかし、怪我による離脱が多く、在籍最終年となった2020/21シーズンは公式戦でわずか11試合の出場に留まっていた。また、チームが残留争いをしている21年3月にインテル・マイアミ(MLS)への移籍が発表され、これには多くのサポーターが反感。移籍発表後は1試合のベンチ入りのみと物議を醸した。

 現在もインテル・マイアミに所属しているが、相変わらず怪我が多く、2022シーズンは出場した7試合のうち先発は2試合と、序列的にも2番手へと降格している。なお、インテル・マイアミのスポンサーに暗号金融会社が付いたことでギブスに対する給与の支払いの半分は仮想通貨の『ビットコイン』で行われているそうだ。このような形態で給与が支払われているサッカー選手はギブスらが最初だそう。

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