サッカー日本代表 最新ニュース
今月行われるEAFF E-1サッカー選手権に先立ち、13日にサッカー日本代表メンバーが発表される。インターナショナルマッチウィークではない日程で行われるため、同大会はJリーグでプレーする選手を中心に構成されるメンバーで参戦することになる。今回は、2009年の来日以来、Jリーグや日本代表を含めた日本サッカーを幅広く取材する英国出身のショーン・キャロル氏に、日本代表に推薦したいJリーガーを推薦してもらった。※J1リーグでプレーする23人を選出。長友佑都、大迫勇也、酒井宏樹は選外とした。(選出・文:ショーン・キャロル)
【写真:Getty Images】
日本代表として送り出したい23人を選出!
EAFF E-1サッカー選手権は私にとって、いつも少しばかり特別な感情を覚える大会だ。2010年に日本代表を初めて取材したのがこの大会だった(当時は東アジアサッカー選手権と呼ばれていた)。
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FIFAの国際ウインドウ外に開催されるという事実も、大会の興味深さをさらに高めている。なでしこジャパンはベストメンバーで臨むのが通例ではあるが、男子チームはいつもの代表チームの顔ぶれではなく、もう少し見慣れないJリーガーたちで構成されるのが一般的だ。
もちろん、E-1でチャンスを与えられた選手が、その後フルメンバーの日本代表や海外クラブへと飛躍していった例も多い。2019年の前回大会のラストゲームに先発したメンバーのうち6人が現在海外でプレーしている(7人目として鈴木武蔵もベルギーで2年間を過ごしたが、つい先日帰国が決まった)。
今月の大会に向けて、日本代表として送り出したい23人のチームを選んでみるとしよう。普段であれば将来を見据え、新進気鋭の若いタレントのみを並べたいところではある。だがワールドカップが目前に迫りつつあること、森保一監督にとってはカタールでの本大会までに親善試合の機会が限られていることを踏まえ、代表チームの常連や、左サイドバックの経験豊富なオプションを数人選んでおくことにした。現在チームの問題点となっているように感じられるポジションを最後の最後で埋められるかもしれない。
J2の選手も含めたいところではあったが、最終的にはやめておくことにした。E-1サッカー選手権の開催中もリーグ戦が中断されないことに加えて、2部リーグで目を引いている選手の何人かはすでに、先月のU-23アジアカップで数試合を欠場してしまっているからだ。
前提条件の説明を終えた上で、ここからメンバー発表に移ろう。