オランダ代表で輝けなかった5人の名手
オランダ代表はどのポジションを切り取っても世界トップクラスのタレントと選手層を擁している。今回は、選手層が厚すぎるがゆえにオランダ代表で活躍できなかった5人の選手を紹介する。
アヤックスの元背番号10
![1108-シーム・デ・ヨング](https://www.footballchannel.jp/wordpress/assets/2021/11/653bef30378e563471faf1508a0f2342-560x373.jpg)
【写真:Getty Images】
MF:シーム・デ・ヨング(デ・フラーフスハップ)
生年月日:1989年1月28日
オランダ代表成績:6試合2得点0アシスト
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アヤックスの下部組織出身のシーム・デ・ヨングは、2007年にトップチームデビュー。1年目からチームの主力となり出場機会を得ると、3年目のリーグ戦23試合で10得点を記録。MFながら、翌年もリーグ32試合で12ゴールを決め、7年ぶりのリーグ優勝に貢献した。
主要ポジションはインサイドハーフだが、センターフォワードもこなすシーム・デ・ヨングは、幅広いプレースタイルでチームを牽引。10番を背負い、03/04シーズンの優勝を最後に、リーグ優勝から遠ざかっていたオランダの名門を4連覇に導いた。
と、クラブで絶対的な存在として活躍したことで、2010年にオランダ代表デビューを飾ったが、その後はほとんど未招集。2013年には代表復帰を果たしたが、ヴェスレイ・スナイデルやラファエル・ファン・デル・ファールトなど、同ポジションに名だたる名手がいたこともあり、オランダ代表での出場は6試合だけだった。