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世界最悪の暴落は? 21/22シーズン、サッカー選手市場価値ダウン額ランキング6〜10位。初の挫折を経験したイタリア代表、マンU26歳は価値が半減…

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

6位:アントニー・マルシャル(マンチェスター・ユナイテッド→セビージャ/フランス)

アントニー・マルシャル
【写真:Getty Images】


生年月日:1995年12月5日(26歳)
市場価値の減少額:1600万ユーロ(約23億円/50%DOWN)
市場価値の変動:3200万ユーロ(約46億円)→1600万ユーロ(約23億円)
2021/22リーグ戦成績:17試合1得点1アシスト

 アントニー・マルシャルの価値は、この1年で大幅に下落した。前年比50%ダウンは、このランキングでトップの下落率だ。

 2015年夏にモナコから6000万ユーロ(約85億円)の移籍金でユナイテッドにやってきたマルシャル。2019/20シーズンにはシーズン17ゴール7アシストと活躍した時期もあるが、2020/21シーズンはわずか4得点。献身的なプレーもほぼみられず、2021/22シーズン途中にラルフ・ラングニック監督が指揮を執るようになってからはベンチ入りもままならなくなり、冬にセビージャへレンタル移籍している。

 レンタル先のセビージャでは、上々のスタートを切ったものの、移籍後2戦目のアシストが1つあるのみで、ゴールはなし。セビージャは完全移籍で獲得する意思がないことを明言している。

 2018年の6500万ユーロ(約92億円)をピークに右肩下がりが続くマルシャル。まだ26歳と若いだけに、そろそろ悪い流れを断ちきりたいところだ。

【了】

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