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100億円を超える移籍金(契約解除金)も珍しくなくなったサッカー界で、2022年に最も市場価値を下げたのは誰なのか。今回フットボールチャンネル編集部は、データサイト『transfermarkt』が算出した市場価値下落額ランキングを紹介する。※2021年7月1日と現在の市場価格を比較。数字は7月4日時点、価格が並んだ場合の順位はサイトに準拠
10位:ヤン・オブラク(アトレティコ・マドリード/スロベニア代表)
【写真:Getty Images】
生年月日:1993年1月7日(29歳)
市場価値の減少額:1500万ユーロ(約21億円/25%DOWN)
市場価値の変動:6000万ユーロ(約85億円)→4500万ユーロ(約64億円)
2021/22リーグ戦成績:38試合43失点
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2014年からアトレティコ・マドリードのゴールを守るGKヤン・オブラクは、2021/22シーズンで大きく評価を下げた一人だ。市場価値は25%ダウンとなっている。
サモラ賞5回受賞のオブラクは、2021/22シーズンも正守護神としてプレー。ラ・リーガ全試合フルタイム出場を果たした。ただ、肝心のチームが不安定。2020/21シーズンにわずか25だった失点は43に急増している。オブラクのクリーンシートは18回から12回に減少した。
オブラクが極端に調子を落としたり、大きなミスを連発したわけではない。ただ、堅守を売りとしてきたチームの失点が急に増えると、やはり守護神の責任を問う声があがるのは避けられないことで、オブラクの市場価値も下がっている。
それでも、GKで29歳はまだまだ一線で活躍できる年齢。再び評価を高める力があることは明らかだ。