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世界最悪の暴落は? 21/22シーズン、サッカー選手市場価値ダウン額ランキング1〜5位。チェルシーで期待外れの大物FW、スランプ続くマンUの10番も

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

3位:カゼミーロ(レアル・マドリード/ブラジル代表)

カゼミーロ
【写真:Getty Images】


生年月日:1992年2月23日(30歳)
市場価値の減少額:2000万ユーロ(約28億円/33.3%DOWN)
市場価値の変動:6000万ユーロ(約85億円)→4000万ユーロ(約57億円)
2021/22リーグ戦成績:32試合1得点4アシスト

 レアル・マドリードのカゼミーロも、1年前から大きく価値を下げた選手の一人だ。市場価値は3分の2になっている。

 それでも、カゼミーロはラ・リーガ優勝を果たしたレアル・マドリードのレギュラー。どっしりと安定したフィジカルと危機察知を武器に相手の攻撃の芽を摘み、守備的MFとして優勝に貢献している。

 市場価値が下がったのは、やはり年齢があるだろう。2月で30歳になったカゼミーロはいまもトップレベルのMFだが、それでも30歳を過ぎた選手に大金を投じて獲得するクラブはなかなか現れないもの。また、前年にラ・リーガで6ゴール4アシストを記録していたことを踏まえると、攻撃面の貢献が物足りなかった印象を与える部分もある。

 年齢とともに市場価値が下がるのは自然なこと。元の市場価値が高ければ、それだけ減少額も大きくなる。カゼミーロはどのように抗っていくだろうか。

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