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【写真：Getty Images】

アーセナル注目の26歳SBとは？

　英『デイリー・メール』は7日、アーセナルがベンフィカに所属するアレハンドロ・グリマルドに獲得に動き出していると報じた。

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　アーセナルは今年4月に膝の負傷で長期離脱を余儀なくされている、キーラン・ティアニーの代役となる選手を探しており、候補としてベンフィカにアレハンドロ・グリマルドに目をつけた。同クラブは2019年にもグリマルドに関心を寄せていたものの断念。しかし、今夏再び獲得リストに名前が載ることとなった。

　現在26歳のグリマルドはバルセロナの下部組織出身だったが、トップチームでの出場機会を与えてくれないルイス・エンリケ監督を批判したことにより、クラブは放出を決意し、2016年1月にポルトガルの強豪ベンフィカへと渡った。

　安定した守備力の高さに加え、攻撃時にも存在感を見せる。味方との巧みなコンビネーションから攻撃を組み立て、オーバーラップとインナーラップを上手く使い分ける。相手陣の深い位置では左足の高いキック精度を活かし、味方のゴールをお膳立てする。

　加入初年度は負傷により公式戦の大半を欠場を余儀なくされたが、在籍2年目からはスタメンに定着。18/19シーズンではリーグ戦全試合に出場し、4得点12アシストを記録する素晴らしい活躍を見せ、リーグ優勝に大きく貢献した。

　ベンフィカはグリマルドとの契約が1年残っており、獲得コストは600万ポンド（約9.8億円）だと言う。少しでも資金を確保するために、ベンフィカは同選手の売却に前向きな姿勢を見せていると同紙は伝えている。

【了】