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【写真:Getty Images】
久保建英のレアル・マドリード復帰は困難か
サッカー日本代表の久保建英がレアル・マドリードでプレーするためには、乗り越えなければいけないハードルが高すぎるようだ。スペイン紙『マルカ』はその理由について、現地時間5日に報じている。
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同日にはアメリカ合衆国出身でプロバスケットボール選手のロレンツォ・ブラウンがスペイン市民権を取得したことが明らかになった。ブラウンはスペインにルーツを持たないものの、スペイン国籍を取得したことで今年9月に行われるユーロバスケットにスペイン代表として参加することが予想されている。
スペイン紙『スポルト』によれば、スペインの国益に奉仕する場合、スペインで生まれていない市民が市民権を得ることができるとされている。しかし、プロバスケットボール協会は「スペインにルーツのない選手にスペイン国籍を与えることは、国内の選手にとって非常に有害であり、現在と未来の両方に悪影響を及ぼす」という声明を発表。スペイン代表に招集したいブラウンを事実上“国有化”するという行為について、「倫理的な非難」をしている。
一方で、『マルカ』によれば、レアル・マドリードに所属するヴィニシウス・ジュニオールについては、現時点でいつスペイン市民権を取得できるか分からないという。ヴィニシウスは2年前に、同僚のエデル・ミリトンとロドリゴも最近、スペイン国籍を取得するために必要な要件をクリアしている。しかし、迅速に市民権が与えられたブラウンとは対照的に、レアルの3選手については手続きを行う法務省は事務処理が追いついていない。
同紙はそれに関連する影響についても指摘。久保建英と18歳でカスティージャに所属するヴィニシウス・トビアスの名前をあげ、両選手は「状況が整理されない限り、トップチームでプレーするチャンスはない」と分析している。
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