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Jリーグ 2年前

海外クラブに推薦したいJリーグの逸材5人。驚異の巨漢ストライカーに17歳の怪物候補も

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

MF:藤田譲瑠チマ(ふじた・じょえるちま)

藤田譲瑠チマ
【写真:Getty Images】


生年月日:2002年2月16日
所属クラブ:横浜F・マリノス
2022リーグ戦成績:14試合0得点1アシスト

 パリ五輪出場、そして本大会でのメダル獲得を目指すU-21日本代表でキャプテンを担うMFだ。先月行われたAFCアジアカップU-23・ウズベキスタン2022では最後までチームを牽引し、優勝には届かなかったが3位に導いた。所属する横浜F・マリノスではここまでJ1リーグ14試合に出場中。数多くの実力者がいる中でもしっかりと存在感を示し、1試合ごとに着実に評価を高めている。

 A代表でも十分に通用する。そう思うほどにMFとしての能力が高い。個人でボールを奪いきる力を持っており、広範囲をカバーできる運動量もある。また状況判断力にも秀でていて、散らしのパスと勝負パスを的確に使い分けてプレスを回避するなど、ボールの預け所としての安心感は抜群。そのプレーぶりから、20歳とは思えないメンタリティを感じることができる。

 近年J1で好成績を残しているマリノスからは、遠藤渓太やオナイウ阿道、前田大然といった選手たちが欧州へと飛び出していった。現在リーグ首位のチームを支える若きMFも、いずれかはその先輩たちの背中を追うことになるだろう。実力だけを考えれば、今すぐに挑戦しても面白そうだが。

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