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今や日本人選手の海外移籍は珍しいことではない。昨年も古橋亨梧に田中碧、三笘薫など実に多くの選手がJリーグから世界へと羽ばたいていった。そんな彼らに続くのは、果たして誰なのだろうか。今回は、海外のクラブでも十分に通用しそうな実力を持つJリーグの逸材5人を紹介する。(2002年1月1日以降に生まれた選手限定)
GK:鈴木彩艶(すずき・ざいおん)
【写真:Getty Images】
生年月日:2002年8月21日
所属クラブ:浦和レッズ
2022リーグ戦成績:0試合0失点
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所属する浦和レッズでは元日本代表GK西川周作の控えに甘んじていて、2022シーズンのJ1リーグではここまで1試合も出場することができていない。トップレベルでの経験値という意味では、まだまだ物足りないだろう。しかし、他のどの若手GKよりも大きなポテンシャルを秘めているのは確かだ。
先月行われたAFC U-23アジアカップ・ウズベキスタン2022で、それは改めて証明された。グループリーグ第1節U-23UAE代表戦でPKストップを披露しチームを勝利に導くと、それ以降の試合でも目を見張るような好守を連発。またシュートストップだけでなく、抜群のキック力を活かしたフィードや大声でのコーチングも冴えていた。チームは目標であった優勝を逃してしまったが、個人パフォーマンスに文句のつけどころはなく、結果として小久保玲央ブライアンと佐々木雅士にアピールチャンスを与えなかった。
190cm・91kgという十分すぎる体格を持つだけでなく、日本人離れしたアスリート能力も兼ね備えているのが大きな魅力。ハイボール処理には実に安定感があり、かなり厳しいコースへ飛んできたシュートも難なく防ぐことができる。上記した通り経験値はこれから、といったところだが、GKとしてのスキルに関してはすでに世界レベルにあると見ても不思議ではないだろう。