2位:ヤン・オブラク(スロベニア代表/アトレティコ・マドリード)
【写真:Getty Images】
生年月日:1992年5月11日
市場価格:4500万ユーロ(約54億円)
20/21リーグ戦成績:38試合25失点(無失点18試合)
2位にはアトレティコ・マドリード不動の守護神、ヤン・オブラクがランクインした。14年夏にベンフィカからアトレティコ・マドリードに加入すると、現在に至るまでリーグで最も失点が少ないGKに贈られるサモラ賞を歴代最多タイの5度受賞している。
オブラクと言えば安定感抜群の「セービング」だろう。ゴール前での準備の意識が高いため「ポジショニング」を誤ることはなく、難しいコースにシュートを打たれても抜群の「反射神経」と腕の強さでゴールを許さない。
だが、この「セービング」の能力は2020/21シーズン版と比較すると大きく下がってしまっている。シュートをブロック出来ないDFの責任も大きいのだが、2021/22シーズンはラ・リーガだけでオブラク加入後ワーストの43失点を喫してしまった。それまでのワーストが27だったことを考えると、明らかに失点が増えてしまっている。その結果「セービング」の能力値は「93」から「88」までダウンしてしまっている。
「セービング」の能力値こそ「90」を下回ったが、「ハンドリング」、「ポジショニング」、「反射神経」、「ハイボール」、「メンタル」の5つの能力が「90」以上となっているのは流石である。GK能力値ランキングで1位の座を譲ってしまったが、過去の実績を考えると復活の可能性も十分にあるだろう。