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リオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドを筆頭に、世界には数々のスター選手が存在する。しかし、それらの選手のどこが優れてどこが劣っているのかを知る者はあまり多くはないはずだ。今回フットボールチャンネル編集部では、世界屈指の実力者たちの各能力を様々なデータを参照して数値化し、平均値を算出。それをもとにしたランキングを紹介する(ポジションは主に所属クラブのもの、市場価格は『transfermarkt』を参考)。
5位:エデルソン(ブラジル代表/マンチェスター・シティ)
【写真:Getty Images】
生年月日:1993年8月17日
市場価格:4500万ユーロ(約54億円)
20/21リーグ戦成績:36試合28失点(無失点19試合)
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5位には3季連続でプレミアリーグ・ゴールデングローブに輝いているエデルソンがランクインした。16歳で母国を離れたためブラジルの国内リーグでのプレー経験はなく、当時ポルトガル2部に所属していたリベイロンでプロデビューを飾っている。その後、ユース時代を過ごしたベンフィカに復帰して大活躍すると17年夏にマンチェスター・シティへと引き抜かれた。
エデルソンの代名詞となっているのが「キック」の質と「テクニック」の高さだ。サッカーを始めた当初は左SBでプレーしていたことや、サンパウロユースの先輩で多くの得点を決めたことで知られるロジェリオ・セニが自身のアイドルだったこともあり、この2点に関しては他のGKと比較しても群を抜いている。「キック」は「93」、「テクニック」は「72」とどちらも全GKで最高の能力値となっている。
GKも1人のフィールドプレイヤーとして考えるジョゼップ・グアルディオラ監督率いるマンチェスター・シティにおいてはエデルソンが必要不可欠だ。近い距離でも長い距離でも正確無比なパスを届けることができるため、相手チームのプレスを回避する手段としても効果を発揮している。また、エデルソンのキックから一撃でビッグチャンスが生まれることも多く、プレミアリーグでアシストを記録したこともある。
3季連続でリーグ最多のクリーンシートを記録していることからもわかるようにGKで最も重要な「セービング」もトップレベルだ。派手なセーブこそ少ないが、ミスが少なく、「ハンドリング」や「ハイボール」処理も安定している。ペップシティのGKにエデルソン以上の適任はいないだろう。