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板倉滉、ボルシアMGで待つ新たなライバル5人。ワールドカップ優勝メンバーに評価急上昇中の逸材も

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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サッカー日本代表DF板倉滉が、新シーズンよりドイツのボルシア・メンヒェングラードバッハでプレーすることが決まった。2021/22シーズンのブンデスリーガを10位で終えたチームには、果たしてどのような選手がいるのか。今回は板倉の新たなライバルとなりそうな選手を5人紹介する。


MF:クアディオ・コネ(U-21フランス代表)

クアディオ・コネ
【写真:Getty Images】

生年月日:2001年5月17日
21/22リーグ戦成績:27試合2得点1アシスト


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 新加入の板倉滉はボランチとして計算されている可能性が高い。昨季のボルシア・メンヒェングラードバッハで主にそのポジションを担っていたのは、フロリアン・ノイハウスとクアディオ・コネである。ドイツ代表の前者は今やチームには欠かせないピースなので、板倉のライバルとなりそうなのはU-21フランス代表の後者と言えるだろう。

 コネは2016年にトゥールーズの下部組織に入団し、その3年後にトップチームデビューを飾っている。そこからメキメキと力をつけていき、アトレティコ・マドリードやミランといったクラブからも興味を示されるようになった。そんな中、昨年冬にボルシアMGへの移籍を決断。2020/21シーズンはそのままトゥールーズにレンタルという形で残留し、昨季より正式にボルシアMGの戦力となった。

 その昨季は怪我によりブンデスリーガ開幕数試合を欠場することになったが、第6節ドルトムント戦で移籍後初先発を飾り1-0勝利に貢献すると、そこからレギュラーに定着。最終的にリーグ戦27試合で2得点1アシストを記録することになった。そうした活躍もあり、ボルシアMG加入時500万ユーロ(約7億円)だった市場価値は現在、1800万ユーロ(約21.6億円)まで上昇している。

 コネは185cmと大柄で、対人戦では確かな強さを示す。事実、昨季ブンデスリーガにおけるデュエル勝利数はチーム1位、全体9位となる361回を記録していた。また、どっしりと構えるタイプではなく、隙があればどんどん縦へと持ち運ぶなど、ダイナミックさも高いレベルで持ち合わせている。現在21歳と若いが、板倉にとって強力なライバルとなりそうだ。

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