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なぜか…スペイン代表で輝けなかった5人の名手。クラブでは絶対的な存在も…選手層が厚すぎて試合に出られなかった選手たち

シリーズ:代表で輝けなかった5人の名手 text by 編集部 photo by Getty Images

世界トップクラスのパス精度を誇る司令塔

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【写真:Getty Images】


MF:ダニ・パレホ(ビジャレアル)
生年月日:1989年4月16日
スペイン代表成績:4試合0ゴール
ラ・リーガ成績:395試合65得点65アシスト

 ラ・リーガで通算400試合近く出場しているダニ・パレホだが、スペイン代表歴はほとんどない。下部組織から過ごしたレアル・マドリードでは、期待されながらもトップチームに定着できず。ヘタフェ、バレンシア、ビジャレアルと渡り歩き、それぞれのクラブで絶対的な主力に定着している。

 世界トップクラスのプレースキック精度を誇り、2017/18シーズンからは2シーズン連続でラ・リーガのベストイレブンに選出された。ヘタフェやバレンシア時代はテクニックのあるトップ下だったが、現在所属しているビジャレアルでは攻守両面で貢献できるボランチへと成長を遂げている。

 年代別のスペイン代表で主力選手だったパレホは、U-19代表とU-21代表で欧州選手権を制覇。所属クラブでも絶対的な主力だったが、少し上の世代にアンドレス・イニエスタやダビド・シルバ、セスク・ファブレガス、サンティ・カソルラといった選手がいたことでA代表からは声が掛からず。28歳となった18年3月にスペイン代表から初招集をされたが、33歳となった現在までに出場したのはわずか4試合となっている。

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