MF:中田英寿
【写真:Getty Images】
出場大会:フランス大会(1998年)、日韓大会(2002年)、ドイツ大会(2006年)
日本代表が世界と戦っていく道を切り開いたのは中田英寿だった。20歳で日本代表デビューを飾り、瞬く間にチームの中心となった。1997年、1998年にはアジア年間最優秀選手賞を受賞するなど、その活躍の場はアジア、そして世界に広げ、日本代表を初のワールドカップ出場に導いている。
フランス大会で日本代表は全敗で大会を去った。しかし、チームが世界との差を痛感した中で中田は高い評価を受け、大会後にペルージャに移籍することになる。後に強豪ローマでもプレーした中田は、日本代表としてもワールドカップ3大会出場という輝かしい実績を残した。まさに、日本サッカー史に新しいページを作り上げた中心人物で、フランス大会は中田の名前を世界に知らしめた大会となった。