パリ・サンジェルマン 最新ニュース
【写真:Getty Images】
プレミアリーグでは挫折も経験した22歳
パリ・サンジェルマン(PSG)は6月30日、ポルトからMFヴィティーニャを完全移籍で獲得したことを発表した。22歳のポルトガル代表MFは、どんな選手だろうか。
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報道によると、PSGはヴィティーニャの獲得に4000万ユーロ(約57億円)の移籍金を用意した。契約は5年間となっている。
ヴィティーニャはポルトの下部組織出身。2011年からポルトガルの名門で成長してきたセントラルMFだ。U-17からポルトガルの各世代別代表を経験してきたエリートである。
ただ、全てが順風満帆だったわけではない。2020/21シーズンはファイナンシャル・フェアプレー(FFP)の影響もあってプレミアリーグのウルヴァーハンプトンにレンタル移籍。プレミアリーグ19試合に出場したが定位置を得ることはできず、先発は5回のみ。リーグ戦では無得点に終わり、2000万ユーロ(約28億円)の完全移籍オプションは行使されず、ポルトに復帰している。
しかし、ポルトに戻ったヴィティーニャは2021/22シーズンにブレーク。密集の中でもボールを失わないスキルを武器にポルトの攻撃を中心選手の一人となった。この活躍を受けて、今年3月にはポルトガルA代表デビューも果たしている。
ヴィティーニャにとって2度目の国外挑戦。タレントぞろいのPSGは、ヴィティーニャの技術でさらに活気づくだろうか。
【了】