3位：クリスティアーノ・ロナウド（ポルトガル代表／マンチェスター・ユナイテッド）

【写真：Getty Images】

生年月日：1985年2月5日
市場価格：3000万ユーロ（約36億円）
20/21リーグ戦成績：33試合29得点2アシスト（ユベントス）

　3位には37歳となった今でもトップアスリートとして活躍し続けているクリスティアーノ・ロナウドがランクインした。史上初めてプレミアリーグ、ラ・リーガ、セリエAの異なるリーグで得点王を獲得していることからも明らかな通り、その得点力は驚異的である。

　クラブと代表キャリア合わせて800ゴール以上を決めているのがその証拠だ。かつては「スピード」と「ドリブル」を活かした典型的なドリブラーであったが、レアル・マドリード移籍後にボックスストライカーへと進化。相手DFとの駆け引きを制する動きが巧妙で、「攻撃力」の能力値は「93」を叩き出した。

　通算6試合に臨んだUEFAチャンピオンズリーグ決勝で4ゴール1アシストという結果を残していることからも彼の「メンタル」の強さがわかるだろう。百戦錬磨のストライカーはどんな大舞台でも動じない「メンタル」を兼ね備えており、その能力値は「攻撃力」を上回る「95」となった。

　これまでに紹介してきた能力値は高い水準をキープできているのだが、一方で低下が見られたものもある。それは「フィジカル」だ。今季は怪我による離脱が3度あるなど以前と比較すると稼働率は低くなっている。だが、他の37歳の選手と比較すると飛びぬけた存在であり、まだまだトップレベルで活躍してくれるだろう。