マンチェスター・ユナイテッド最新ニュース
【写真:Getty Images】
マンチェスター・Uが獲得に動く有望株とは?
オランダ代表SBタイレル・マラシアについて、マンチェスター・ユナイテッドは同選手が所属するフェイエノールトと同意に至ったと、28日に米紙『ジ・アスレチック』は報じた。22歳ながら名門フェイエノールトの主力に定着したタイレル・マラシアとは一体どのような選手なのか。
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左SBとしてプレーするタイレス・マラシアは現在22歳。各年代のオランダ代表にも選出されており、2021年9月にはフル代表デビューを飾り、国内でも有望株の1人だ。
そのマラシアは2008年にフェイエノールトの下部組織に入団する。その後は順調にカテゴリーをステップアップしていき、2017年7月に弱冠17歳でトップチーム昇格。同年12月にはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)においてクラブ史上最年少出場を果たしている。
トップチーム1~2年目はまとまった出場時間をなかなか確保することが出来ず、ベンチで過ごす時間が多かった。しかし、3年目の19/20リーグ後半戦からは出場時間を着実に増やしていき、出場した12試合全てでフル出場を果たす。
このオランダ人SBは安定した守備力の高さに加え、サイドを駆け上がり、積極的な攻撃参加にも定評がある選手だ。今季公式戦では自身キャリアハイとなる5アシストを記録。また、22歳とまだ若手ながら今季はチーム内で最も出場時間の多い4448分を記録した。このデータからもわかるようにマラシアは、アルネ・スロット監督から厚い信頼を得ており、チームに必要不可欠な選手の1人である。
マラシアに興味を示したクラブは複数あり、オリンピック・リヨンが一歩リードとされていたが、そこにマンチェスター・ユナイテッドが割り込んだのだった。ユナイテッドはリヨンが提示していた移籍金1500万ユーロ(約18億円)を上回る、移籍金1500万ユーロ(約18億円)+200万ユーロ(約2.4億円)のアドオンを提示したことにより、クラブ間同意に至ったと同紙は伝えた。
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