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【写真:Getty Images】
PSGが構想外通告を言い渡した選手とは?
スペイン紙『ムンド・デポルティボ』によると、現地時間28日、パリ・サンジェルマン(PSG)はブラジル代表ネイマールに、来季の構想に組み込まない意思を伝えたとのこと。なぜクラブはこのような決断をしたのか。また、クラブは今後同選手について、どのようなプランを抱いているのだろうか。
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ネイマールは2017年夏、当時史上最高額の移籍金約2.2億ユーロ(約266億円)でバルセロナからフランスの名門、パリ・サンジェルマンへと完全移籍する。フランスに渡ってからは圧倒的なテクニックを活かしたドリブルスキルで観客を魅了し、得点を量産していった。19/20UEFAチャンピオンズリーグ(CL)ではクラブ史上初となる決勝戦進出に大きく貢献した。
来季で在籍6年目を迎えるネイマールに対して、クラブは28日に来季同選手をプランに組み込まない考えを伝えた模様。30歳を迎えたとはいえ、ネイマールは現在でも世界トップレベルの選手の1人だ。それなのになぜクラブはこのような決断を取ったのか。
1つ目の理由は規律の欠如。チームメイトのキリアン・ムバッペは、ネイマールの練習や試合後のケアにしっかりと取り組まない姿勢に不満を募らせていたという。また、ブラジルFWは近年フィジカルコンディションに注意を払っておらず、プロフェッショナルが欠けた行動が目立つようになっていた。
そして、2つ目はパフォーマンスの低下。今季はリーグ戦22試合で13得点を記録したものの、バルセロナで見せた爆発力には及ばない。クラブはCLで活躍するネイマールに期待を寄せ、獲得したのにもかかわらず、PSG移籍後はチームに結果をもたらすことができていない。
同選手は2021年に2年の延長オプションを条件に2025年までの契約延長を締結しており、そのオプションは今年7月に更新される可能性が高い。構想外としたネイマールをクラブは期限付き移籍に出す選択肢を考えているという。
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