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マンチェスター・ユナイテッド、最高の補強は? 21世紀ベスト移籍ランキング1〜5位。赤い悪魔の歴史を担ったスターたち

シリーズ:21世紀ベスト移籍5人 text by 編集部 photo by Getty Images

1位:クリスティアーノ・ロナウド

クリスティアーノ・ロナウド
【写真:Getty Images】


生年月日:1985年2月5日
移籍金:1900万ユーロ(約25億円[03年]), 1500万ユーロ(約21億円[21年])
在籍期間:03年夏~09年夏、21年夏~
リーグ戦成績:226試合102得点48アシスト

 クリスティアーノ・ロナウドがキャリアを決定づける実績を残したのは、やはりレアル・マドリード時代ということにはなるだろう。だがサッカー史に名を残すスーパースターが作り上げられたのはユナイテッドで過ごした6年間だ。

 C・ロナウドが母国のスポルティングCPからユナイテッドへ移籍したのは2003年、18歳の時。当時から大きな期待を寄せられる有望株ではあったが、たとえばルーニーやマイケル・オーウェン、リオネル・メッシのように10代の頃から世界を騒がせるトップスターとなったわけではない。

 それでもサー・アレックス・ファーガソン監督を中心とするユナイテッドの着実な育成と、本人のたゆまぬ努力によって急激に成長を遂げていく。2007/08シーズンには頂点を極め、プレミアリーグ得点王とチャンピオンズリーグ得点王、そしてバロンドールにも輝くなど名実ともに世界ナンバーワン選手の一人となった。

 今季12年ぶりの復帰を果たしたユナイテッドでも、チームが低調な中で公式戦24得点を挙げるなどさすがの力を示した。来季には38歳となるが、この男ならここからまだ何らかの伝説を生み出しても驚きではないかもしれない。

【了】

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