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マンチェスター・ユナイテッド、最高の補強は? 21世紀ベスト移籍ランキング1〜5位。赤い悪魔の歴史を担ったスターたち

シリーズ:21世紀ベスト移籍5人 text by 編集部 photo by Getty Images

3位:リオ・ファーディナンド

リオ・ファーディナンド
【写真:Getty Images】


生年月日:1978年11月7日
移籍金:4600万ユーロ(約65億円)
在籍期間:02年夏~14年夏
リーグ戦成績:312試合7得点5アシスト

 リオ・ファーディナンドは長年にわたってユナイテッドの最終ラインに君臨した屈強なセンターバック。クラブがまだ国内や欧州で栄華を誇っていた最後の時代に最終ラインを支えていた。

 ファーディナンドはウェスト・ハムで10代の頃から主力CBとして活躍し、さらに当時強豪チームだったリーズ・ユナイテッドを経て、ユナイテッドへ移籍したのは2002年夏。23歳ながらもすでにイングランド代表として2度のワールドカップでメンバー入りするなどプレミアリーグを代表するDFの一人となっていた。

 ユナイテッドがリーズに支払ったとされる移籍金は日本円に換算して65億円前後であり、当時の英国人選手史上最高額。またDFの選手としては世界最高額を更新するとともに、ユナイテッドのクラブレコードとしてその後も長年塗り替えられなかった数字でもあった。

 ユナイテッドでは2014年に退団するまで12年間にわたってプレーして公式戦455試合に出場。6度のプレミアリーグ優勝や2008年チャンピオンズリーグ優勝を含めた数多くのタイトルの獲得に貢献し続けた。

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