DF:中山雄太(日本代表)
【写真:Getty Images】
生年月日:1997年2月16日(25歳)
市場価値:60万ユーロ(約7200万円)
最終所属:PECスヴォレ(オランダ)
21/22リーグ戦成績:29試合1得点2アシスト
柏レイソルの下部組織出身の中山雄太は、18歳でトップチームデビューを飾った。プロ1年目はなかなか出場機会を得られなかったが、2016シーズン途中から下部組織で指導を受けた下平隆宏が監督に就任すると、スタメンに定着。翌シーズンにはJリーグベストヤングプレーヤー賞を受賞した。
20歳ながらチームに欠かせない存在となった中山は、CBや左SB、さらにボランチといった様々なポジションでプレー。高いユーティリティー性をみせ、クラブだけでなく世代別代表でも活躍したこの男は、2019年1月にオランダのPECスヴォレへ移籍を果たした。
加入後2シーズンは出場機会に恵まれなかったが、20/21シーズン以降は主力として活躍。柏時代同様に高いユーティリティー性を活かし、PECスヴォレの残留に貢献してきた。しかし、21/22シーズンはまさかの最下位で終了。2部リーグへ降格となったため、2022年6月いっぱいで契約満了となる中山は、退団濃厚とみられている。フリーとなる日本代表DFには、昨季エールディビジ4位のトゥエンテからの関心が報じられている。
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