FW:岡崎慎司(元日本代表)
【写真:Getty Images】
生年月日:1986年4月16日(36歳)
市場価値:40万ユーロ(約4800万円)
最終所属:カルタヘナ(スペイン)
21/22リーグ戦成績:32試合2得点1アシスト
岡崎慎司が欧州リーグへ移籍したのは、2011年1月のこと。高校卒業後の2005年に清水エスパルスに加入した岡崎は、2008シーズンから3シーズン連続2桁得点をマーク。Jリーグトップクラスのストライカーに成長すると、2011年1月にシュトゥットガルトへ移籍を果たした。その後、2013年7月に加入したマインツではエースとして君臨。ドイツで評価を高めると、2015年7月にレスターへ加入した。
レスターでの奇跡とも言える物語は皆も知っているだろう。クラウディオ・ラニエリ監督の下でジェイミー・ヴァーディとタッグを組んだ岡崎は、「影のヒーロー」として攻守に貢献。”ミラクルレスター”と呼ばれ、快進撃をみせたチームを最前線で牽引し、誰も予想しなかったリーグ優勝を成し遂げた。だが、翌シーズン途中にラニエリ監督が解任されると、出場機会が減少。18/19シーズンの契約満了に伴い、退団となった。
レスターを退団後は、活躍の場をスペインへ。2019年9月に加入したセグンダ・ディビジョンのウエスカではラ・リーガ昇格に貢献した。しかし、チームは1年で降格。翌年にはカルタヘナへ移籍したが結果を残せず、21/22シーズンいっぱいで契約満了のため退団となる。岡崎は今年で36歳を迎えたが、この男の欧州での旅はまだ続くのだろうか。