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Jリーグ要注目? 今夏にフリーで獲得できる日本人選手5人。世界を飛び回るレフティーに、サッカー日本代表キャプテンも

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

MF:乾貴士

乾
【写真:Getty Images】


生年月日:1988年6月2日(34歳)
市場価値:130万ユーロ(約1.56億円)
最終所属:セレッソ大阪
2021リーグ戦成績:8試合1得点2アシスト

 野洲高等学校で名を上げた乾貴士は、卒業後の2007年に加入した横浜F・マリノスでプロデビューを飾った。翌年に当時J2に所属していたセレッソ大阪へレンタル移籍に出されると、レヴィー・クルピ監督の下で主力として活躍。香川真司と共に見事な活躍みせ、チームを牽引した同選手は、2011年8月には当時2.ブンデスリーガ(2部リーグ)に所属していたボーフムへ移籍を果たした。

 ボーフムで実力を示すと、翌年にはフランクフルトへ移籍。ブンデスリーガで3シーズンに渡り活躍すると、2015年8月にエイバルへ加入し、念願のラ・リーガでのプレーを実現した。その後も順調にキャリアを歩んでいたが、2018年7月に移籍したレアル・ベティスでは苦戦。18/19シーズンにアラベスへレンタル移籍に出されると、わずか1年でエイバルに復帰することとなってしまった。

 エイバルでは再び主力として活躍していたが、20/21シーズンにチームはリーグ最下位に。2部降格となってしまったため、乾はセレッソ復帰を決断した。しかし、今シーズン第7節の柏レイソル戦で途中交代を命じられたことで小菊昭雄と衝突。サポーターの前で暴言など吐いたことにより、厳しい処罰が下された。そして、6月9日に双方合意の下で契約解除となった。フリーとなっている現在は、ファジアーノ岡山の練習に参加しているという。

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