DF:吉田麻也(日本代表)
【写真:Getty Images】
生年月日:1988年8月24日(33歳)
市場価値:150万ユーロ(約1.8億円)
最終所属:サンプドリア(イタリア)
21/22リーグ戦成績:26試合2得点3アシスト
名古屋グランパス下部組織出身の吉田麻也は、2007年にトップチームデビューを飾った。プロ初年度から主力として活躍すると、日本代表デビューを果たした2010年にVVVフェンロへ移籍。2年目にCBながらリーグ戦32試合で5得点を決める活躍をみせ、同クラブの1部リーグ残留に貢献すると、2012年8月にプレミアリーグへ昇格したサウサンプトンに引き抜かれた。
サウサンプトンでの活躍を覚えている人は多いのではないだろうか。加入1年目から定位置を確保した吉田は、世界最高峰のリーグで大きく成長。ジョゼ・フォンテやフィルジル・ファン・ダイクなど名だたる選手とタッグを組み、8年間に渡りチームを支え続けた。しかし、19/20シーズン後半から出場機会が減少したこともあり、2020年1月にサンプドリアへレンタル移籍に出された。
加入後すぐにクラウディオ・ラニエリ監督の信頼を勝ち取り、19/20シーズンにセリエA残留に貢献すると、翌年にはサンプドリアへ完全移籍となった。その後も主力として活躍したが、現行の契約では21/22シーズンいっぱいで契約満了となる。フリーとなる吉田には、来季からセリエA初挑戦となるモンツァが興味を示していると報じられている。