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欧州では2021/22シーズンが閉幕し、まもなく夏の移籍市場が開幕する。各クラブや選手は来る新シーズンに向け、着々と準備を進めている。その中で、昨季限りで契約満了を迎える選手は多い。そこで今回は、今夏にフリーと獲得できる日本人選手5人をピックアップした。(市場価値は『transfermarkt』を参照)。
MF:本田圭佑(元日本代表)
【写真:Getty Images】
生年月日:1986年6月13日(36歳)
市場価値:27.5万ユーロ(約3300万円)
最終所属:FKスドゥバ(リトアニア)
2021リーグ戦成績:6試合1得点0アシスト
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高校卒業後の2005年に名古屋グランパスでプロデビューした本田圭佑は、2008年1月にVVVフェンロへ移籍。欧州リーグに活躍の場を移した。加入当初は結果が出なかったが、2部リーグに降格した2年目にはリーグ戦16得点14アシストをマーク。同クラブを1部リーグ復帰に導くと、本田は複数クラブから関心を寄せられ、2010年1月にCSKAモスクワへ移籍した。
すると、ロシアで覚醒する。トップ下に入り、周りを活かしつつ自身も結果を残した本田はチームの中心となり、在籍4年間で5個のタイトルを獲得に貢献した。その活躍により、2014年1月にはACミランへ移籍。名だたるレジェンドが背負ってきた10番を託された。しかし、チームの低迷もあり、なかなか結果は残せず。約3年半在籍したが一度もUEFAチャンピオンズリーグ(CL)に出場できず、2017年7月に退団となった。
その後は、メキシコ、オーストラリア、オランダ、ブラジル、アゼルバイジャンと、様々なクラブに在籍。2021年9月にはリトアニアのFKスドゥバに加入したが、わずか4ヵ月で退団となり、現在は無所属となっている。本田は選手としてプレーする傍らで、カンボジア代表監督や、カンボジアとウガンダの2クラブのオーナーも務めている。選手以上に多忙なように思えるが、果たして今度はどこへ向かうのか。