9位:奥川雅也(アルミニア・ビーレフェルト/ドイツ)
【写真:Getty Images】
生年月日:1996年4月14日
市場価値:500万ユーロ(約6億円)
21/22リーグ戦成績:33試合8得点1アシスト
京都サンガの育成組織出身の奥川雅也は2015年にトップデビューを果たすと、同年7月に19歳でザルツブルクへと移籍する。しかし、その後はレンタル移籍を繰り返すようになり、ザルツブルク加入から6年間で4クラブでプレーした。その奥川は、2021年7月にドイツ2部リーグのアルミニア・ビーレフェルトに移籍することとなった。
今季リーグ開幕戦からスタメン起用され、それ以降も着実に出場時間を積み重ねていった。リーグ戦中盤には、第17節のVfLボーフム戦から4試合連続ゴールを決めるなど存在感を見せた。チームは結果的に今季を17位で終え、ブンデス2部への降格が決まってしまったが、奥川は公式戦35試合で9得点2アシストとまずまずの成績を残した。
その奥川の市場価値はアップダウンが続いている。ザルツブルク加入時は35万ユーロ(約4200万円)だったが、2020年7月には400万ユーロ(約4.8億円)まで上昇。その後は一時250万ユーロ(約3億円)まで下落したが、今季見せたパフォーマンスが評価され、現在は自己最高額の500万ユーロ(約6億円)に到達している。