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レアル・マドリード、最高の補強は? 21世紀ベスト移籍ランキング1〜5位。優勝を義務づけられたスターたち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

4位:カリム・ベンゼマ

カリム・ベンゼマ
【写真:Getty Images】


生年月日:1987年12月19日
移籍金:3500万ユーロ(約50億円)
在籍期間:09年夏~
リーグ戦成績:415試合219得点116アシスト

 レアル・マドリードのために長年活躍を続けるのがカリム・ベンゼマだ。2009年夏に加入し、これまで415試合で219ゴールを挙げてきた。もちろん、数多くのタイトル獲得に貢献している。

 ベンゼマはレアル・マドリードにおいて、主役になることがあまりない。2009年にリヨンからやってきたベンゼマは、クリスティアーノ・ロナウドら大スターの陰に隠れ、一面を飾るような選手ではなかった。だが、全ての能力を高い次元で備えていることは誰の目にも明らかで、いまも進化を続けている。

 リヨン時代にはドリブル突破などのシーンが多く、現在よりもテクニシャンのイメージが強かったベンゼマは、周りに合わせて自身のスタイルを変えるインテリジェンスがある。2021/22シーズンは27ゴールを挙げて得点王になったが、これはキャリアハイの数字。得点を奪うことに専念したベンゼマは、ゴール前でさらに進化した。

 4年連続でリーグ戦20ゴール超のベンゼマは現在34歳。レアル・マドリードの前線で13シーズンをコンスタントに戦い抜いているという事実だけでも、ケタ違いの選手であることは明白だ。

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