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需要と供給がマッチ? バルセロナ3選手をフランスの名門が興味。その理由とは?

text by 編集部 photo by Getty Images

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クレマン・ラングレ
【写真:Getty Images】



マルセイユ、バルセロナの3選手に興味

 スペイン紙『ムンド・デポルティボ』によると、フランスの名門マルセイユが、バルセロナに所属する3名の獲得に興味を示していると報じた。



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 バルセロナは来季のチーム強化に向けて複数の補強を考えているものの、深刻な財政難を理由に、新たな選手の登録ができない状態が続いていた。その解決策の1つとしてジョアン・ラポルタ会長は、クラブが持つ小会社の株式49.9%と、テレビ放映権の一部を売却することを6月中旬に許可し、資金調達の見込みが立っているようだ。

 そして、もう1つの解決手段は、選手の売却。シャビ・エルナンデス監督の来季のプランに組み込まれていない選手を売却することで、サラリーキャップに余裕ができ、新選手の登録が可能になる。

 これまで複数のクラブがバルセロナのプレイヤーに興味を示してきたが、その中の1つがオリンピック・マルセイユだった。今季リーグ・アン2位でシーズンを終えたマルセイユは、2年ぶりとなるUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得している。前回出場した20/21シーズンに、1勝5敗と散々な結果でグループリーグ敗退を喫した屈辱を晴らすため、これまで欧州の最前線でプレーしてきたバルセロナの選手をチームに加え、レベルの高いチーム作りを計画しているようだ。

 マルセイユが興味を示したのは、クレマン・ラングレ、ミラレム・ピャニッチ、ニコ・ゴンザレスの3名。ラングレとピャニッチの高額な報酬がネックになる可能性があるが、もしこの3人の移籍が決まった場合、バルセロナは人件費削減、マルセイユはチーム強化と両クラブが恩恵を受けることになる。

【了】

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