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世界最高の選手は誰だ? サッカー選手能力値ランキング16~20位。リバプールの快速自慢、レアル最強中盤の一角も(21/22シーズン版)

シリーズ:21/22能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

16位:カゼミーロ(ブラジル代表/レアル・マドリード)

カゼミーロ22 (1)
【写真:Getty Images】


生年月日:1992年2月23日
5000万ユーロ(約60億円)
21/22リーグ戦成績:32試合1得点4アシスト

 カゼミーロは2015年夏にポルトからレアル・マドリードに復帰すると、トニ・クロース、ルカ・モドリッチと共に世界最高峰の中盤を形成。これまでレアル5度のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)制覇に貢献し、チームにとって必要不可欠なピースであることを証明している。

 カゼミーロを語る上で欠かせないのは、「フィジカル」の強さだ。身長185cmというサイズに加え、身体の厚みも兼ね備えている。この申し分ない体格を活かし、攻撃の芽を摘み取っていく「守備力」の高さは世界でもトップクラスと言っても過言ではないだろう。この能力の高さは能力値にも表れており、「フィジカル」は「90」、「守備力」は「88」と非常に高い数字を叩き出している。

 そして、このブラジル人MFのもう1つの代名詞といえば、その「IQ」の高さだ。優れた危機察知能力を持ち、必要とあらばタクティカルファウルで相手の攻撃を止める。レアルではこれまでに333試合に出場したが、退場処分を受けたのはわずか1回。この数字からカゼミーロの守備面でのクレバーさが分かる。また、数多くの大舞台でプレーした経験から「メンタル」の強さも身に付け、能力値は「84」となった。
 
 体格的なアドバンテージを持つ一方で、「スピード」の数値は「65」と他項目より低めだが、ウィークポイントと言えるほど低くはない。今年30歳を迎えたカゼミーロはベテランの域に差し掛かりつつあるが、今季は衰えを全く感じさせないパフォーマンスを見せた。

【了】

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