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【写真:Getty Images】
フランシスコ・トリンコン、新天地候補とは?
スペイン紙『ムンド・デポルティボ』によると、ポルトガルリーグのスポルティングは、バルセロナに所属するポルトガル人MF、フランシスコ・トリンコン獲得に動き始めるようだ。
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2020年7月にSCブラガから移籍金2200万ユーロでバルセロナへと渡ったトリンコンは、新星FWとして期待されていた。しかし、バルセロナではロナルド・クーマン監督からの信頼を得ることは出来ず、出場時間を与えられることは少なかった。さらなる出場時間を求めたトリンコンは、今季ウォルヴァーハンプトン・ワンダラーズに期限付き移籍することとなる。シーズン序盤はスタメン出場することが多かったものの、得点にはなかなかありつけず、リーグ戦で出場した28試合で決めたのはたったの2得点。イングランドの地でも、散々な結果となった。
そのトリンコンは来季、シャビ・エルナンデス監督のプランには組み込まれていないようだ。昨季と今季の公式戦で決めたのはわずか6得点。まとまった時間を与えられなかったとは言え、限られたプレー時間の中でもっと結果を残すことは出来たはずだ。
もともとこのポルトガル人FWは、独特なタッチでドリブルを仕掛けるのが得意な選手ではあるが、『WhoScored.com』によると今季リーグ戦で、トリンコンのドリブル成功率は1試合平均でわずか1.6回。持ち味すら発揮できていない状態だ。得意のドリブルでも、得点力でも違いを生み出せないようであれば、指揮官が必要としないのも無理ないだろう。
スペインとイングランドで結果を残すことが出来なかったトリンコンの新天地候補は、母国リーグのスポルティングだ。同紙はこの数日の間に、スポルティングとバルセロナが話し合いの場を設けることを報じている。トリンコン本人も、スポルティングのサラリーキャップに影響がないように、自身の年俸を下げることも考えているようだ。
【了】