11位:リオネル・メッシ(アルゼンチン代表/パリ・サンジェルマン)
【写真:Getty Images】
生年月日:1987年6月24日
市場価格:5000万ユーロ(約60億円)
20/21リーグ戦成績:35試合30得点11アシスト(バルセロナ)
歴代最多となる7度のバロンドールを獲得したリオネル・メッシがまさかのトップ10入りを逃す結果となった。プロデビュー以降、バルセロナ一筋でプレーしてきたメッシだったが、クラブ側の経済的状況により新契約を締結することができず、昨夏にパリ・サンジェルマンへと移籍している。
トップ10入りは逃したが、キックフェイントや細かいタッチなどの「テクニック」を駆使した「ドリブル」は健在だ。メッシのように相手DFに囲まれてもボールを失わずにその局面を打開できる選手は限られており、「テクニック」は「96」、ドリブルは「95」と異次元の能力値を叩き出している。
キックの質も高く、ミドルレンジからの内巻きのシュートやゴールに直結する決定的な「パス」の精度もトップレベルを維持している。また、視野の広さなど「IQ」の高さもメッシの特徴だ。フリーとなっている味方選手へ「パス」を通すプレーはバルセロナ時代にジョルディ・アルバとの連係で何度も見られた。
上記で紹介した能力値が昨季と比較しても維持できていた中で、大幅なダウンが見られたのが「攻撃力」だ。バルセロナ時代はリーグ戦だけで年間30ゴール以上を決めるのが当たり前となっていたが、2021/22シーズンにプレーしたパリ・サンジェルマンではまさかのリーグ戦6ゴールに留まった。これに伴い「攻撃力」の能力値は「91」までダウンしている。
【了】