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リオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドを筆頭に、世界には数々のスター選手が存在する。しかし、それらの選手のどこが優れてどこが劣っているのかを知る者はあまり多くはないはずだ。今回フットボールチャンネル編集部では、世界屈指の実力者たちの各能力を様々なデータを参照して数値化し、平均値を算出。それをもとにしたランキングを紹介する(ポジションは主に所属クラブのもの、市場価格は『transfermarkt』を参考)。
15位:アーリング・ブラウト・ハーランド(ノルウェー代表/ドルトムント)
【写真:Getty Images】
生年月日:2000年7月21日
市場価格:1億5000万ユーロ(約180億円)
20/21リーグ戦成績:28試合27得点8アシスト
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15位には既に今夏のマンチェスター・シティ移籍が決定しているアーリング・ブラウト・ハーランドがランクインした。マンチェスター・シティでプレーした父を持つハーランドは、母国ノルウェーのモルデでブレイク。19年夏に行われたU-20W杯でホンジュラス代表から1試合で9ゴールを決めたことから注目を集めた。その後のザルツブルクとドルトムントでの活躍は記憶に新しいだろう。
1年半在籍したドルトムントでは通算89試合で86ゴールを記録した。このことからも圧倒的な「攻撃力」の持ち主であることは明らかだ。シュートの威力と精度は世界トップクラスであり、21歳にしてロベルト・レバンドフスキに次ぐ「95」という能力値を叩き出している。
この「攻撃力」に加え、ハーランドは強靭な「フィジカル」と「スピード」も兼ね備えている。ハーランドのような190cm以上の身長がある選手で足も速いというのは稀なのだが、彼の場合は2021/22シーズンのブンデスリーガでは全体で5位となる時速36.3kmの「スピード」を記録した。
一方で「パス」は「68」、「IQ」は「80」とやや低めの能力値となっているが、こちらは来季からプレーするシティでジョゼップ・グアルディオラ監督の指導により周りの選手の活かし方や戦術練習などで向上する可能性がある。これらの能力が既に世界最高峰のストライカーであるハーランドに身についてくるとなると、一気にトップ5へと飛躍する可能性もあるだろう。