6位:フレンキー・デ・ヨング(オランダ代表/バルセロナ)
【写真:Getty Images】
生年月日:1997年5月12日
市場価格:6000万ユーロ(約72億円)
20/21リーグ戦成績:37試合3得点4アシスト
セントラルMF部門でトップに立ったフレンキー・デ・ヨングが6位にランクインした。エリック・テン・ハグ率いるアヤックスで台頭すると、19年夏にバルセロナへと完全移籍。1年目から主力選手として活躍しており、シャビ現体制でも欠かせない選手として中盤に君臨している。
攻守の両局面での貢献が期待できるデ・ヨングの代名詞となっているのが「ドリブル」だ。アヤックス時代から「テクニック」を駆使した「ドリブル」は際立っており、細かいタッチとフェイントで相手選手の逆を突きながらスルスルと抜けていく。これは能力値にも表れており、「ドリブル」は「88」、「テクニック」は「89」といずれも高い数値を叩き出している。
デ・ヨングはまさに「センスの塊」のような選手である。前述した「ドリブル」で攻撃にアクセントをつけるプレーや機を見た3列目からの飛び出しなどオフェンス面での貢献はもちろん、緊急時にはCBでもプレーできる「守備力」と高い戦術理解力も兼ね備えている。
総合力の高さが彼の売りであり、デ・ヨングの能力値で最も低い「空中戦」ですら「72」と、25歳にして完成された選手と言っても過言ではないだろう。一方で課題とまでは言わないが得点関与数はやや伸び悩んでいる。この能力に数字までついてくるとなると、トップ5入りが現実味を帯びてくるだろう。
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