3位:ロベルト・レバンドフスキ(ポーランド代表/バイエルン・ミュンヘン)
【写真:Getty Images】
生年月日:1988年8月21日
市場価格:4500万ユーロ(約54億円)
20/21リーグ戦成績:29試合41得点7アシスト
2019/20シーズンから3季連続で得点数が出場試合数を上回っている世界最高の点取り屋だ。21歳の時にドルトムントに引き抜かれ、ユルゲン・クロップ監督の下で2度のブンデスリーガ制覇に大きく貢献。14年夏のバイエルン・ミュンヘン移籍後は毎シーズンリーグ優勝を経験しており、ブンデスリーガの得点王にはドルトムント時代含め計7度輝いている。
現在進行形でこれだけ得点を積み重ねていることもあり、「攻撃力」は全選手で最高の「96」を叩き出している。左右両足、頭とどこからでも強烈、かつ正確なシュートを放つことができる。「90」となった「空中戦」の強さが発揮されるためボックス内での存在感が抜群なのはもちろん、エリア外からのミドルシュートも得意としており、相手DFは少しでも彼に対する寄せが甘くなると勝負は難しい方向へと進んでしまう。
これだけの決定力に加え、「84」の「IQ」を兼ね備えているレバンドフスキはゴール前でのポジショニングが抜群だ。相手DFとの駆け引きが上手く、クロスに対しての予測と動き出しが上手いため、先にボールに触れて決定的な仕事をする。
今年の8月には34歳となるが、「フィジカル」能力は衰えることを知らず、「86」と継続して高い数値を記録している。ベテランになっても衰えることを知らない世界最高のストライカーは、既に今夏のバイエルン退団希望を明言している。その去就にも要注目だ。