GK
【写真:Getty Images】
ケイラー・ナバス(パリ・サンジェルマン/フランス)
生年月日:1986年12月15日
コスタリカ代表成績:107試合107失点
レオネル・モレイラ(アラフエレンセ)
生年月日:1990年4月2日
コスタリカ代表成績:23試合23失点
アーロン・クルス(サプリッサ)
生年月日:1991年5月25日
コスタリカ代表成績:2試合0失点
コスタリカ代表の守護神はケイラー・ナバスが務める。2008年9月に代表デビューを果たし、これまで105試合に出場。2014年FIFAブラジルワールドカップと、2018年FIFAロシアワールドカップの出場経験を持つ世界トップレベルのGKだ。カタールワールドカップ北中米カリブ海3次予選では14試合に出場し、9失点に抑え、大陸間プレーオフ出場権獲得に貢献。その大陸間プレーオフではニュージランド代表相手に失点を許さず、コスタリカ代表をワールドカップへと導いた。
ナバスの他にはアーロン・クルスやレオネル・モレイラなど、国内リーグで活躍するGKが揃っているが、ナバスが負傷などにより欠場を余儀なくされる場合を除いては、控えGKの3人はほとんど出場できていない状態だ。ルイス・フェルナンド・スアレス監督も11月に行われるカタールワールドカップでは、きっとナバス以外の起用は考えていないだろう。
監督
【写真:Getty Images】
ルイス・フェルナンド・スアレス
生年月日:1959年12月23日
コスタリカ代表成績:22試合12勝5分5敗
コロンビア人指揮官、ルイス・フェルナンド・スアレスは、2021年6月にコスタリカ代表監督に就任した。就任後初の国際大会である2021 CONCACAFゴールドカップでは、グループステージを1位で通過するもベスト8で敗退。代表就任後、初のタイトルを獲得することは叶わなかった。
そして、2021年9月から開始したFIFAカタールワールドカップ・北中米カリブ海3次予選では、ワールドカップ出場常連国のメキシコ代表やアメリカ代表相手に着実に勝ち点を積み重ねていき、8位中4位で大陸間プレーオフへと駒を進めた。その大陸間プレーオフではオセアニア予選1位のニュージーランド代表と対戦し、見事1-0で勝利。コスタリカ代表を3大会連続6度目となるワールドカップ出場に導いた。
本大会では日本代表、スペイン代表、ドイツ代表と同じグループEに入る。コスタリカ代表のワールドカップ歴代最高成績は、2014年ブラジルワールドカップで記録したベスト8だ。果たして、ルイス・フェルナンド・スアレスは強豪国が並ぶグループEを突破し、コスタリカ代表をベスト8以上に導くことができるだろうか。