右WG:伊東純也(ヘンク/ベルギー)
【写真:田中伸弥】
生年月日:1993年3月9日
日本代表通算成績:34試合9得点
ブラジル代表戦に先発出場した伊藤純也は、ペナルティーエリア右脇での縦への仕掛けや長友佑都との連係からチャンスを演出。終始押し込まれた展開の中で少ないチャンスに絡んだが、相手の脅威となるプレーはみせられなかった。
10日のガーナ代表戦では69分から途中出場。プレー時間は多くなかったが、抜群のスピードを活かした突破から前田大然の得点をアシストした。伊東はアジア最終予選グループB・第8節のサウジアラビア代表戦以降、4試合無得点が続いている。だが、決して調子が悪いわけではない。チュニジア代表戦では、日本を勝利に導くゴールを期待したい。
左WG:南野拓実(リバプール/イングランド)
【写真:田中伸弥】
生年月日:1995年1月16日
日本代表通算成績:40試合17得点
リバプールに所属する南野拓実は、21/22シーズン公式戦24試合に出場。シーズンを通して出番は多くなかったが、10得点をマークした。FAカップとEFLカップ(カラバオカップ)のチーム最多得点を記録し、両大会の優勝に大きく貢献。FAカップでは大会ベストイレブンに選出された。
南野はブラジル代表戦に先発出場。前半はペナルティーエリア手前から前田大然にスルーパスを出すなど、チャンスに絡んでいた。しかし、時間が経つにつれて存在感は薄れてしまっていた。同じポジションを争う三笘薫は、ここまで3試合2得点1アシストをマーク。南野はチュニジア代表戦で結果を残し、10番としての役割を果たすことが出来るだろうか。
CF:古橋亨梧(セルティック/スコットランド)
【写真:Getty Images】
生年月日:1995年1月20日
日本代表通算成績:14試合3得点
21/22シーズンに最も活躍した日本人ストライカーは、間違いなく古橋亨梧だ。2021年7月にセルティックに加入した同選手は、公式戦33試合20得点5アシストをマーク。自身初の欧州リーグ挑戦で圧巻の活躍を見せ、リーグ優勝とリーグカップ優勝の2冠に導いた。
古橋はブラジル代表戦に先発出場したが、なかなかチャンスを巡ってこず、得点を決めることが出来なかった。ガーナ代表戦は出番がなかったが、チュニジア代表戦ではおそらくスタメンに名を連ねるはず。ここまでは不発に終わっているが、強化試合4連戦の最終戦でゴールを狙う。