RSB:冨安健洋(アーセナル/イングランド)
【写真:Getty Images】
生年月日:1998年11月5日
日本代表通算成績:28試合1得点
21/22シーズンに最もその名を欧州に轟かせたのは、冨安健洋だろう。2021年8月にアーセナルへ加入した同選手は、瞬く間に右サイドバックでスタメンの座を確保。守備に安定感をもたらし、ミケル・アルテタ監督率いるチームに欠かせない存在となった。
21/22シーズン第37節のニューカッスル戦で負傷したことにより、代表に合流後は別メニュー調整が続いていたが、11日に行われたトレーニングでは全体練習に合流している。代表戦で右サイドバックを務めたことはないが、12日のトレーニングでは伊東純也と共に右サイドからのクロスを練習。菅原由勢の負傷離脱などにより、右サイドバックは人員不足となっているため、チュニジア代表戦では冨安の先発出場もあり得るだろう。
CB:吉田麻也(サンプドリア/イタリア)
【写真:Getty Images】
生年月日:1988年8月24日
日本代表通算成績:117試合12得点
日本代表のキャプテン、吉田麻也はここまで3試合全てにスタメン出場。フル出場したブラジル代表戦は惜しくも敗れたが、頼れるこの男は守備の要として最後方からチームを支える活躍をみせている。
対人戦と空中戦の両面で強さを見せる吉田は、最終ラインにどっしりと構えて守備に安定感をもたらす。ただ跳ね返すだけでなく、相手のファールを誘ってマイボールにするなど、簡単に相手にボールを渡さず、攻撃に繋げるプレーは見事だ。14日に行われるチュニジア代表戦でも、この男の存在は欠かせない。
CB:板倉滉(シャルケ04/ドイツ)
【写真:田中伸弥】
生年月日:1997年1月27日
日本代表通算成績:10試合1得点
板倉滉は2021年8月にレンタル移籍でシャルケ04に加入。不動の地位を築き、.ブンデスリーガ(2部リーグ)優勝&ブンデスリーガ昇格に大きく貢献した。欧州で評価を高めた同選手は、日本代表でも抜群の存在感を示している。
遠藤航に代わりアンカーで途中出場したパラグアイ代表戦では、相手の攻撃の芽を摘み取って中盤に安定感をもたらすと、6日のブラジル代表戦ではネイマールらを抑える見事な活躍をみせた。10日のガーナ代表戦でも大勝に貢献。代表でも評価を高めている板倉は、チュニジア代表戦でも吉田麻也の相棒を務めるはずだ。
LSB:長友佑都(FC東京)
【写真:Getty Images】
生年月日:1986年9月12日
日本代表通算成績:135試合4得点
日本代表不動の左サイドバック、長友佑都はブラジル代表戦では右サイドバックでスタメン出場。攻撃面では果敢な攻撃参加でチャンスを演出し、守備面では対峙したヴィニシウス・ジュニオールに仕事をさせない見事な活躍をみせた。
中山雄太が右足に痛みがあるため12日に行われたトレーニングを欠場。チュニジア代表戦の出場が不透明なため、おそらくガーナ代表戦で出番がなかった長友が左サイドバックで先発出場するだろう。