DF:ジェイソン・デナイヤー(リヨン/ベルギー代表)
【写真:Getty Images】
生年月日:1995年6月28日
在籍期間:2013年7月~2018年8月
加入時移籍金:27万ユーロ(約3200万円)
退団時移籍金:1000万ユーロ(約12億円)
シティ通算成績:0試合0得点0アシスト
アンデルレヒトと元フランス代表MFジャン=マルク・ギユーが設立したJMGアカデミーで育ったジェイソン・デナイヤーは、18歳で迎えた13年7月にマンチェスター・シティの下部組織に加入した。当時18歳だったデナイヤーはすぐにU-21の主軸に定着したが、その後はセルティックやガラタサライ、サンダーランドなどへとローン移籍する日々が続いた。
結局シティに在籍した5年間で1度もトップチームでプレーすることなく、18年夏にリヨンへと完全移籍している。シウヴィーニョが監督を務めていた時代は主将を務めるなど、リヨンではディフェンスリーダーとして活躍した。同時期からベルギー代表にも定着し、3バックの一角としてレギュラーに定着している。
リヨンでは公式戦139試合に出場するなど長きに渡ってクラブを支えたが、契約延長交渉がまとまらず、既に2021/22シーズン限りでの退団が決定している。代表やクラブでの経験が豊富なデナイヤーに対しては多くのクラブから関心が寄せられており、今夏に争奪戦が起きることは必須である。